冗談では済まない当事者達の辛さ
私は、高校生の1年の時に学校のクラスの夏期講習の時にうとうとしてしまい、その時に不意におならをしてしまい、そこから、イジメに似た扱いを3年間受けていました。
理系クラスなので男子の比率が多く、からかう格好の話題だったのでしょう。女子は、庇ってくれていました。
1年の時、からかわれたりして辛くて、しばらく登校拒否の様な状態になりましたが、父が学校と話し合いをしてくれて、意を決して登校しました。
普通なら、単位を落としていたのですが、学校が理由を理解してくれて、単位は落とさずにすむよう配慮してくれました。
最初は、「良くこれるわ」「俺なら自殺するわ」とかコソコソ聞こえたりして死にたい気分になりながらも、これ以上親に心配をかけたくない思いから、3年間耐え続けました。
しかし、3年間からかわれつづけました。
発表の準備で、一人一人発表する際に私だけ拍手がなかったり、手をすぼめておならの音に似せて拍手したり。
席に座る時も、いつおならが出てしまうだろうと言う恐怖感から、テストにも集中出来ませんでした。
先生には、席を1番後ろの1番右端、扉の近くに固定してもらいました。
男性でしたが、理解ある先生で助かりました。
休憩時間になると、1分たりとも教室に居たくないので、トイレで時間を潰す毎日。
情けなくて、窓から下を見て、ここから飛び降りて自殺したらどんな感じだろうとシュミレーションする毎日。
高校を辞めたら?と思うかもしれませんが、私は、「耐えてやる。絶対に卒業してやる。」「何故あいつらの為に私が辞めないと行けないんだ」と耐え続けました。時には、頭の中で皆んなをボコボコになぐりつぶす妄想をしながら。
そして、無事に卒業。
皆んな、名残惜しそうに話したりして居ましたが、私は直ぐに帰宅して高校の記憶を全て捨て去りました。今、生徒の名前も頭に浮かびません。
先生は、軽く受け止めないでください。
私が、助かった事は……
席を1番右端の扉の近くにしてもらった事。
単位を落とさないよう配慮してくれた事。
私には、強い忍耐力がありましたが、普通の子なら、男子だから女子だからに関わらず、人を、自殺・犯罪に追い込みます。
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