今週の2階ヘビ新入荷
お久しぶりです髪の長い佐藤です。
だいぶ溜まってしまったので今回は軽くのご紹介とさせていただきます!
それでは早速新入荷の紹介に行ってみましょ~
オキシヤンセン
Gonyosoma oxycephalum × Gonyosoma jansenii

ホソツラナメラとヤンセンナメラのハイブリッドであるオキシヤンセン。
世界的に流通は少なく、こうして流通することは大変貴重なこと。
1匹のみ。
キイロアナコンダ
Eunectes notaeus

同属の特定動物であるグリーンアナコンダ(オオアナコンダ)と違い、個人でも飼養が可能な大蛇。
とは言ってもそれでもアナコンダ。
飼育下でも全長3m近くなり、太さもボアらしくガッシリするためそれなりの覚悟は必要でしょう。
国内CBの産まれて間もないベビーが1匹のみ来てます。
フロリダブルーガーター 国内CB
Thamnophis sirtalis

ピカピカのCBベビーが複数来てます。
メダカを食べてますがサイズが大きくなればマウスへの移行も可能です。
青いガーターは毎度すぐ売れてしまうため気になる方はお早めに。
プレーンズガーター ‘スノー’
Thamnophis radix
‘アイオワアルビノ’と‘アネリスリスティック’のコンボモルフ。
ガーターをはじめユウダの仲間の多くはハッチリングベビーから自発でメダカやアカヒレを食べてくれることが多いので仔蛇の餌付けとしてはかなり楽。
ガーターヘビは短命と言われることもありましたが丁寧に飼うことを意識すればベビーから育てるのみならず、長期飼育や繁殖もちゃんと可能です。
メイビーペアで来てます。
ミドリナメラ(アオメミドリナメラ)
Gonyosoma coeruleum

今回はめちゃんこベビーな旧プラシナ様。
本種はプラシナ様こと本当のミドリナメラG.prasina から近年独立し、市場ではやや混乱を招いていますが、本当のプラシナ様はなかなか流通しにくい分布域となっているため基本的に流通するのはまずこちらの種と思って頂いて大丈夫です。
ピンクマウスを食べるのも厳しいサイズなため魚やヤモリやカエルなど試行錯誤することになります。
ブラックラットスネーク ‘リューシスティック’
Pantherophis sp.
純白のヘビのヤングサイズ。
昔から思ってたんですけどブラックラットのリューシのメスが出回ることってやたらと少ないですよね?
複数匹来たのにほとんどオスだったり全オスだったり。
ユンナンシュウダやニシアフリカクロキヘビのWCがオスばかりなのは納得なんですが、当たり前にCBしかいないブラックラットのリューシがオスばかりってなんだか不思議ですよね。
ちなみにこれメスです!!!!
アオダイショウ “北海道産” 国内CB sold out
Elaphe climacophora
3匹来ましたがありがたいことに即完売してしまいました!
ブラジルレインボーボア
Epicrates cenchria
久しぶりの赤いギラギラ。
そしてしっかりブラジルレインボーらしさが出ています。
後述するコロンビアレインボーボアは全ボア・パイソンの中で最も飼いやすいと言われますが、本種をコロンビアレインボーボアと同じように管理すると調子を崩すことがあるためCB個体であっても丁寧な飼育を心掛けましょう。マジで!!
1匹だけハイポも来てます!↓
コロンビアレインボーボア ‘アルビノ’
Epicrates maurus
頑丈とは言っても、他のヘビより悪い環境に少しばかり「耐えられる」だけであり、そんな良くない環境をこのヘビが好んでいるわけではないことを忘れてはいけませんね!
今回は久しぶりのアルビノ。卵焼きみたいな色してます。
ホソツラナメラ
Gonyosoma oxycephalum
今年もバテイレーサーがハッチ!
昨年も繁殖させましたがあまりに不人気(というより知名度が低過ぎる)なため種親の画像と本種についての少しばかり解説を↓

バテイレーサーはオビレーサー属Hemorrhois の模式種で、属名のHemorrhoisは古代ギリシャ語の「血(haima)」と「流れる(rhoia)」を合わせて「出血」や「血を流すもの」といった意味を持っています。
医学分野ではhemorrhoids(痔、いぼ痔)の語源として有名ですが、ヘビの属名として「出血」を意味する言葉が採用された背景には歴史的・伝説的な理由があります。
古代ヨーロッパの伝説には、サハラ砂漠にハエモロイス(Haemorrhois)という毒蛇が棲んでおり、それに咬まれると全身の穴という穴から血を流して死ぬと恐れられていました。
そして本属を創設する際、この伝説上のヘビの名前からHemorrhois と命名されました。
実際には本属のヘビはどの種も無毒でそのような危険なヘビではありません。
おそらくこの妖怪のモデルとなっているのはこの話の舞台である北アフリカに分布するスナクサリヘビやノコギリヘビなどでしょう。
学名を新しく記載する際、神話や伝説上の生物や人物から名前を拝借することはよくあるので、ややこしいかもしれませんが、このヘビもそんなノリであやかって名付けられたのかもしれませんね。
種小名のhippocrepis はこちらも古代ギリシャ語の「馬(hippos)」と「靴(krepis)」が組み合わさって「馬の靴」、つまり和名の由来でもある「馬蹄(ばてい)」を意味します。
頭の模様が馬の蹄鉄(馬蹄)に見えることから名付けられました。
バテイレーサーはモロッコ、アルジェリア、チュニジアにまたがるアトラス山脈以北の北アフリカと地中海を挟んだ対岸のイベリア半島に分布します。
その他、イタリアのサルディーニャ島やスペインのイビサ島で有名なバレアレス諸島に移入が確認されています。
全長は最大で150cmほど。
そこそこ大きな捕食者に見えますが、北アフリカやイベリア半島ではさらに上位の捕食者であるモンペリエヘビや猛禽類やイタチなどの中型肉食哺乳類達が天敵となります。
しかし移入したイビサ島などでは本種を狩れる捕食者がほとんどいないため、爆発的に殖え固有種であるイビサカベカナヘビへの捕食圧が大きな問題となっているようです。
バテイレーサーは過去にはWC個体の流通がありましたが現在では全く見られなくなってしまい、稀に欧州などで殖やされた繁殖個体が少数出回る程度となってしまいました。
ホビーの世界で注目を浴びやすい見た目ではないうえに、咬むし素早いし、コーンスネークのような一般的なヘビのように飼うのは望ましくない。と来たらただでさえ見かける機会が少ないのに余計注目されませんよね…
よっぽど本属やレーサーが好きな方でないと興味すら持たれない、邪道中の邪道を行くヘビなのかもしれませんが是非この機会に注目されてみては…!!
飼育は一般的なヘビのようなプラケ飼育も出来なくはないですが、本種のポテンシャルを最大限引き出すなら是非広めのガラスケースでの飼育をオススメします。
バスキングライトなどのライト類を使用してケージ内を空間的・時間的に温度の勾配を設けて昼行性トカゲのように飼ってやると良いでしょう。
乾燥した地域に棲息するヘビではありますが過乾燥を防ぐ意味でもたまの霧吹きやウェットシェルターの設置をオススメします。
餌はヤモリなどトカゲ類を好み、成長と共に食性の幅が広がるジェネラリストなヘビですが、ハッチリングベビーからでも適切な環境下では容易にピンクマウスへの移行が可能です。
複数産まれておりベビーからチャレンジされるのも良いですし、種親も販売中なので安定したアダルト個体から始めるのも良いでしょう。
以上で新入荷の紹介となります。佐藤
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