今週の2階ヘビ新入荷
お久しぶりです髪の長い佐藤です。
最近は「ブログ見てます」と言って頂ける機会も増えて嬉しい限りです。
メジャー・マイナー問わず色んなヘビに少しでも興味を持ってもらうことを目的として始めた試みでしたが効果のほどはいかがでしょうか?
気になったヘビがいましたら是非調べてより深くハマってください(笑)
今週も各所から選りすぐった面白いヘビ達が来てます。
今回はドデカイヘビ多めです!
早速新入荷の紹介に行ってみましょ~
ニカラグアタイガーラットスネーク
Spilotes pullatus



なんとも珍しいタイガーラットスネークのニカラグア産。
本種はガイアナやスリナムなど南米北部から来るものがほとんどで、他には以前亜種分けされていたメキシカンタイガーラットスネーク旧S.p.mexicanusが時折少数流通する程度。
今回来たニカラグア産はNicaraguan Tiger Rat Snakeとして海外では一部のコアな層から人気を博していましたが国内ではまだあまり馴染みのない産地です。
特徴としては全体的にメキシカンタイガーラットスネークぽさを感じますが、メキシカンほど黄色面積が多くなく柄も霜降り気味になることもなく、尚且つよく流通する南米北部産のものよりも黒面積が少なくバンド柄も尾先までしっかり続きます。
黄色と黒のバランスがよく取れた、「タイガー」の名に相応しい色彩ですね。
全長2mはゆうに超えた特大サイズ1匹のみ。
スジオカサントウ sold out
Ptyas fusca


腹側が真っ白なことからシロハラナンダとも呼ばれます。
数年前までこのサイズが入荷すれば全体的に褐色っぽい色彩であることが多かったのですが、近年はこうした幼蛇期に見られる青色や緑色が残ってそのまま大きくなったような美しい色彩の個体が入荷するようになりました。
採れる場所が関係するのか?それともここからさらに変化していくのか?詳しいことは分かりません。
早速お買上げ頂きました!
オオカサントウ “ブラック”
Ptyas carinata



世界最大のナミヘビであるオオカサントウ。
今回は漆黒のブラックタイプの入荷です。
元々、本種の分布のうちインドネシアなど南部の個体群は地色が黒っぽい印象を受けますが、こうして柄も確認できなくなるほど真っ黒な個体も時折入荷します。
少し顔に傷あり。
ドラゴンスネーク
Xenodermus javanicus


ドラゴンのようなゴツゴツとした鱗が特徴的な珍蛇。
その特徴からミツウロコヘビの和名を持ちます。
巷では「涼しく管理しないとダメ」「すぐ死ぬ」と情報が一人歩きしていますが実際に飼ってみればそうではないことが分かると思います。
たしかに流通初期の頃は着状態に左右されることが多かったため「飼えない」という印象を持たれても無理はありません。
しかし近年入荷する個体は以前より大きく状態も良いものばかり。
いきなり冷凍のカエルを食べてくれることも当たり前となってきました。
今回来た個体もいきなり冷凍カエルをピンセットから食べてくれています。
是非チャレンジされてみてはいかがでしょうか。
複数来てます。
ミナミオオレーサー
Dolichophis jugularis asianus



和名・コモンネーム問わず「レーサー」と名がつくヘビの中でも最大級の大きさとなるヘビ。
そもそも「レーサー」とは?
また、よく耳にする「ラットスネーク」や「ツリースネーク」と何が違うの?と思われた方のために少し解説。
ひとくちに「ナミヘビ」と言ってもナミヘビ亜科だけで800種以上、ナミヘビ科まで広げれば2000種以上を抱え、ヘビ全体4000種以上いる中で半数を占める大所帯なのがナミヘビです。
ボア・パイソンが合わせて100~百数十種なのと比べればその規模感が伺えます。
そこで細かい学術的な分類より前に、人間の直感的な印象を元に、似たような見た目をした細長いナミヘビをそれぞれ「Racer」「Rat Snake」「Tree Snake」と呼び分けました。
後にデータの蓄積や技術の進歩により、現在は「そのヘビはレーサーと名前が付くけど遺伝子的にはラットスネークと呼ばれるヘビ達に近い」ということがよくあるためヘビの正確な分類にはあまり関係しません。
あくまで我々人間の暮らしの中でのそのヘビに対する印象を元に付けられた名前であることに注意が必要です。
それぞれ解説すると、
Racer…地表を競走馬のように速く走ることから。(当時はレーサーといえば競走馬のことだった)
特徴として、多くが昼行性で視覚に頼って獲物を追いかけて捕食します。
目が良いため警戒心が強く飼育では難儀する種も居ます。
Rat Snake…名前の通りネズミを食べることから。
人の生活圏で多く見られ、人との関わりが最も強いヘビ。
身体の構造的にも他のヘビより大きな獲物を絞め殺して呑み込むことが出来るため飼育しやすい種が多く居ます。
Tree Snake…木の上で見かけることが多いヘビ。
木の上でバランスを取るため全長に対して尾の割合が長く、鱗も特殊な形状や配列をした種が見られます。
木の多い熱帯・亜熱帯に棲息しており、擬態のためにより多様な色彩や形態をしています。
ざっとこんな感じです。
話を戻しまして、本種は名前にレーサーと付きますが活発に日光浴して徘徊するアメリカレーサーColuberやトカゲオイレーサーPlatyceps達のようなレーサーらしいレーサーとはまた違った印象を受けます。
日光浴する姿もレーサー達に見られがちなペリスコーピング(頭を持ち上げる)することなくラットスネークのようにどっしりと構えて浴び、動きも他のレーサー達よりはおっとりしています。
これらはその巨体故の行動選択なんでしょうが、飼育下だとそのレーサーたる由縁を観察するのは難しいかもしれませんね。
ラットスネークぽさ全開ですが、飼育下では広めのケースとしっかりとした温度勾配を意識しましょう。
1匹のみ。
シュウダ アルビノ66%poss.het.アザンティック
Elaphe carinata carinata

人気のアジアンラットであるシュウダのアルビノ。
幼蛇のためオレンジっぽい色彩をしていますが成長すると白と黄色の姿に。
アオダイショウ “福江島”
Elaphe climacophora

当店では珍しいWCアオダイショウ。
国内のブリーダーさんの飼い込み個体です。
長崎県五島列島の1つのである福江島は固有の動植物を有する自然豊かな島で観光地としても人気があります。
今回はそんな珍しい産地のアオダイショウがペアで来てます。
キタヤブコノミ
Philothamnus irregularis

特大サイズが複数来てます。
ミネオヘビ sold out
Hapsidophrys smaragdina

尻尾にかけて強いキールが立つことから峰尾蛇(みねおへび)。
かつては本種のみでミネオヘビ属Gastropyxis とされていましたが、現在はアフリカデメヘビ属Hapsidophrys にまとめられたためヒスイデメヘビの和名も持ちます。
早速お買上げ頂きました!
以上で新入荷の紹介となります。佐藤
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