今週の2階新入荷 ヘビ、トカゲ
こんばんは髪の長い方の佐藤です。
今回は私佐藤激推しのオオカミヘビを中心に変わり種が多く入荷してます!
嬉しいことに年末年始でヘビが多く売れてくれたので前回のUS便に続き今回もヘビ多めとなってます!
それでは早速新入荷の紹介に行ってみましょ~
ミュラーオオカミヘビ
Lycodon muelleri
フィリピン北部に棲息する、中野店初入荷となる爆レアなオオカミヘビ。
フィリピンには少なくない数のオオカミヘビの固有種が知られていますが、面白いのがそれらの様相がフィリピンの北部と南部で大きく変わるところ。
南部のミンダナオ島やレイテ島、パラワン島などにはオオカミヘビ全体に多く見られるバンド柄のデュメリルオオカミヘビL.dumeriliiなどが。北部のルソン島では本種を含めブロッチ柄や無地など独自の姿をしたオオカミヘビ達が見られます。(系統的には南部の種も北部の種も大陸の一般的なオオカミヘビ達とは隔たれているそうですが。)
ちなみにこうした独自性のあるフィリピンのオオカミヘビ達ですが、その紐のようにヒョロ長い体型から察する通り旧キノボリアトバDryocalamusの仲間(現在はオオカミヘビ属にまとめられています。)に近いとされています。
キノボリアトバと言えばつい最近バロクオオカミヘビ(バイカキノボリアトバ)L.subannulatusがミスジオオカミヘビ(ミスジキノボリアトバ)L.tristrigatusのただの色彩的多型であるとの論文が発表されていましたね!私含め全国のオオカミヘビファンがお祭り騒ぎでした!(そんなわけない)
そんなキノボリアトバのような異様に細長い体型と独特な斑紋柄が妖しげな雰囲気を醸し出す本種。
1匹のみの入荷ですので興味を持たれた方はお早めのご決断を。
ヒロオビオオカミヘビ
Lycodon fasciatus
前述のミュラーオオカミヘビと違いこちらは中国からインドの広域に分布し、古くから輸入のあるオオカミヘビ。
数年前まではラオスオオカミヘビL.laoensisと同じく時折流通していましたがここ最近は両種とも入荷が激減。
先程のミュラーオオカミヘビがキノボリアトバ達に近いなら、こちらはバイカダL.rufstrati達に近いオオカミヘビ。
あ!ちなみに在庫してるおそらく国内初流通のシセンオオカミヘビL.liuchengchaoiもこちらの種群!(↓画像)
個人的にこれら種群のオオカミヘビ達はオオカミヘビ全体の中でも飼育に少しばかりクセがありますが、本種ヒロオビオオカミヘビはその中でもまだ飼育のしやすい部類に入ります。
久しぶりの入荷ですので是非この機会にチャレンジされてみては。1匹のみ。
イースタンブラックネックガーター
(トウブクロクビガーター)
Thamnophis cyrtopsis ocellatus
クロクビガーターはアメリカ合衆国南部からメキシコを通りグアテマラまで分布するガーターヘビで、今回来たのはその中でも最も派手になる亜種トウブ。
タイリクシマヘビ
Elaphe quatuorlineata
日本に棲息するアオダイショウやシマヘビと同じナメラ属Elapheの中でもイタリア半島やアドリア海を挟んで対岸のバルカン半島沿岸地域に棲息する、最も西に分布するナメラ。
種小名のquatuorlineataは「4本線」という意味であり、奇しくも最も東に分布するナメラである我が国のシマヘビE.quadrivirgataの種小名と意味はほぼ同じ。
しかし形態は我が国のシマヘビとは異なりガッシリと逞しい身体付きとなり、欧州最大のナミヘビのひとつとされることもあります。
1匹のみ。
コロンビアレインボーボア ‘T-アルビノ’
Epicrates maurus
人気のコロニジのアルビノ個体。
真っ白なリューシスティックとは違い、柄がくっきりと残るので可愛らしさはこちらが上かも。
1匹のみ。
エメラルドツリーボア “アナコンダフェイズ”
Corallus caninus
大人気エメツリ。
今回来たのは通常の白斑が薄れオオアナコンダの様な風貌の“アナコンダフェイズ”。
1匹のみ。
スティムソンパイソン
Antaresia childreni
オーストラリアで栄えるドワーフパイソンの仲間のひとつで、少し前まではA.stimsoni又はA.childreni stimsoniとされていましたが、近年分類が大幅に見直され現在はチルドレンニシキヘビのシノニムとされています。
大型化するニシキヘビの中でもドワーフパイソンの仲間は最大1mちょっとのものが多いためコレクション性が高く、こればかり集めるマニアの方も少なくありません。
今回来たのは赤みの強く出た美しい個体で1匹のみの入荷となります。
セスジブキオトカゲ
Oplurus grandidieri
ブキオトカゲはマダガスカルで繁栄するイグアナグループのトカゲであり、ゴツゴツとした大型の鱗のある尻尾が武器のようであることから漢字で書くと「武器尾蜥蜴」。
本種はよく流通するブキオトカゲ内でも特に美しく、赤く染った頭と尻尾が背中の青白いラインとの対比で目を惹きます。
扁平な身体付きはヒラタトカゲのように岩の隙間に身体をねじ込むためのものであり、岩を組んだレイアウトに栄えそうです。
1匹のみ。
ハルマヘラアオジタトカゲ ‘アザンティック’
Tiliqua gigas gigas
人気の白黒アオジタトカゲ。
ドイツCBで飼い込みのいいサイズ感です。
1匹のみ。
�以上で新入荷の紹介となります。
佐藤
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