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学校の先生、養護教諭の方に向けて、IBSの生徒には、どのように接すれば良いか、あなたの経験を元にアドバイスをお願いします。

今週の2階新入荷 ヘビ、トカゲ

こんばんは髪の長い方の佐藤です。

今年も来ましたドイツ・ハムショー便!!
更に各方面から面白いメンツも沢山来ております!

そういえば今年ももうすぐ終わりですね。
おそらく今回が年内最後の私の【今週の2階新入荷】ブログとなるので是非最後までご覧になっていって下さい~
今回も鬼のように長いですが!では!覚悟して!新入荷の紹介に行ってみましょ~

アカクチバシヘビ
Rhamphiophis oxyrhynchus
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ツンと尖った吻端板(口先)が特徴的な西アフリカ地域原産のヘビ。
少し前までは同属のサビイロクチバシヘビR.rostratus と混同されることが多く、私はサビイロクチバシヘビの名前がリストに載ると勝手に興奮して実際に蓋を開けてみたら本種アカクチバシヘビだったということが何度かありました。
※サビイロはスジオナメラのように目の周りに黒いアイラインが入るためパッと見でも判別可能です。
サビイロクチバシヘビはタンザニアなど東アフリカ地域原産であるため、過去にはそれなりの流通がありましたが最近はタンザニア便と共に見かけなくなってしまいましたねぇ…。

ちなみに今回来た個体のように赤くないアカクチバシヘビもたまに来るので(ちなみにこういった灰色の個体はプチレアです)、サビイロクチバシヘビと区別するためムジサビイロクチバシヘビの名でも知られています。

飼育はこの手の西アフリカ地域原産のヘビの中では比較的飼育しやすくマウスも普通に食べてくれます。
体温の高いヘビなのでケースの一部に身体を自由に暖められるホットスポットを作ってやると調子が良いです。

本種は上顎歯の後方に発達した毒牙を持つ所謂後牙類なので取り扱いには十分注意しましょう。
ちなみに他の後牙類と比べて冗談抜きで本気で腫れます
触れ合いたい気持ちは抑えて適切な距離感で飼育を楽しみましょう。

アオダイショウ パターンレス
Elaphe climacophora
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日本が世界に誇るジャパニーズラットスネーク。
種小名のclimacophora は「梯子を持つ」という意味で、本種の特に若い頃に見られる背中のハシゴ模様にちなんで名付けられましたが、今回来たのはパターンレス、所謂ストライプ調の個体。

私佐藤は品種や変異のことはとにかくちんぷんかんぷんですがパターンレスはスーパー体があるとか。

1匹のみです。

ブラックラットスネーク モンゴメリー×ヨーク
Pantherophis quadrivittatus
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アメリカ合衆国のノースカロライナ州モンゴメリー郡とバージニア州ヨーク郡の親から産まれた個体。

親が元々真っ黒の個体なので本個体もこのサイズからめちゃくちゃ黒い。。。
というのはホビー上の話でして、この個体のなんと言ってもすごいところは純粋なトウブネズミヘビP.quadrivittatus ってとこだと思うんですよね。

ブラックラットスネークというのは過去にはP.obsoletus obsoletus としてアメリカネズミヘビ亜種として認められていましたが分類がすったもんだありまして、現在は学術的な世界では旧ブラックラットスネークの姿をしたヘビは形質や遺伝子的に3つに分類されています。
それぞれ西からセイブネズミヘビP.obsoletus チュウブネズミヘビP.alleghaniensis そして本種トウブネズミヘビP.quadrivittatus
ペットトレード上では新分類ではなく色ごとに分けた旧分類で殖やされることが多いため、いつどこで新分類的に他種との交雑が起きているか分かりません。
そんな中こうしてロカリティ情報が記載されたブラックラットスネークとなると新分類上でも交雑の心配が無いためこういった個体はある意味貴重と言えるでしょう。

黒いことで有名なウェストバージニア州産は一応?純粋なチュウブネズミヘビP.alleghaniensis 、大きくなりやすいことで有名なミズーリジャイアントも一応?純粋なセイブネズミヘビP.obsoletus ということになります(一応?としたのは飼育下での交雑の可能性が否めないため)が、旧ブラックラットスネークの体色をした個体で純粋なトウブネズミヘビというのは案外探しても見つからないと思います。

グレーラットスネーク ホワイトオーク
Pantherophis alleghaniensis
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フロリダ州パンハンドル地域(フロリダ州北部でアラバマ州南部にくい込んだような地形がフライパンの取っ手に見えることからパンハンドル)のホワイトオークが多く自生する森林で見られる個体群。
通常のグレーラットスネークより地色が白っぽく上品な色合いになるのが特徴で、この個体はやや若い個体ですが成長すると更に幽玄な雰囲気となることでしょう。

セイブシシバナヘビ
Heterodon nasicus
・スーパーコンダ het.アザン
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・スーパーアザンコンダ
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・アザンコンダ
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・アナコンダ het.アザン
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・アルビノhet.アザン
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人気のシシバナヘビ。
アザンを中心に色々来てます。

エモリーラットスネーク
Pantherophis emoryi
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かつてはコーンスネークの亜種とされたほどよく似ており、ブラウンコーンの別名も持ちます。

コーンスネークと比べてブロッチの間隔が狭く多く並ぶことや、太短いガッシリとした体型になることなど色彩以外でもある程度差があります。

北米の中央平原から東にかけての温暖湿潤気候の地域にコーンスネークが棲息するのに対し、本種はそれらより西のステップ気候であるグレートプレーンズなどに棲息します。
かといってコーンスネークと比べて飼育に差があるのかと言うとそんなことも無く一般的なラットスネークの飼育に準じます。

アルビノなどの品種やコーンスネークとのハイブリッドなども作出されているのでこれを機にご興味持たれてみては。

ちなみに私佐藤が買った外国産ヘビの中で2番目に購入した種でもあるので(最初はコーンスネーク)結構思い入れがあります(笑)

ブラックラットスネーク リコリススティック
Pantherophis sp.
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体側面がパイサイド(白抜け)のブラックラットスネーク。
パイドの白はリューシより白いとか。

ヘラルドスネーク(クチベニヘビ)
Crotaphopeltis hotamboeia
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サブサハラ・アフリカ(サハラ砂漠以南のアフリカ大陸)に広く棲息するカエルを食べる珍蛇。

和名の「口紅」は本来上唇板が個体や地域によって赤や白に染まることから名付けられましたが、今回来た個体は全身含めメラニズム化したようにやたら黒い。

アジアのハブモドキのような存在で湿った環境でカエルやヤモリを好みます。

1匹のみ。

ソロモンポールソンボア 店内CH
Candoia paulsoni paulsoni
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こないだ入荷してしばらくストックしていた雌個体(画像4枚目)が60匹以上の仔どもを産んでくれました。

思ったより多いしなにより大きい!

餌付く前の個体はチャレンジ価格として格安で販売させて頂きます。
餌付いた個体はもちろん価格が上がってしまうので是非チャレンジしたい、選びたいという方はお早めに。

リングヘッドヒメレーサー(ウスイロヒメレーサー)
Eirenis modestus
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アナトリア半島からカフカスにかけて棲息するヒメレーサー。
虫などの無脊椎動物を食べることで知られており、同じく虫を食べるヘビとして有名なラフグリーンスネークと引き合いに出されることも。
個人的には累代されているためか?本種の方が飼いやすいように感じます。

飼育の際はトカゲを飼育する際と同じく、餌となるコオロギにガットローディングやダスティングを施してやりましょう。

1匹のみ。

イエガーツヤヘビ
Eryrthrolamprus jaegeri
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緑の体色と赤い腹のインパクトある見た目をしたカガヤキヘビ。
某アニメの影響でドイツ語であるイエガー(イエーガー)の意味はお分かりの方も多いことかと思いますが、ここでのイエガーはドイツの古生物学者“Georg Friedrich Jager”への献名。

初見では何を食べるか検討の付きにくい様相ですが若い頃は魚やカエルを好み、慣らせばマウスに移行可能。
飼育感としては南米版ガーターヘビと揶揄されることもあり、こちらはCBですがWCのガーターやリボンヘビを丁寧に飼育する感覚に近いでしょうか。アルパインことオミジカガーターが個人的に連想しやすい?かなと。

ありがたいことに複数来ており早速お買い上げ頂いた個体も。
ちなみに既に刻んだマウスを食べた個体も居ます。

ヒョウモンナメラ ストライプ
Zamenis situla
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ヨーロッパナメラ属Zamenis内でも屈指の美麗種と称される、イタリア南部やバルカン半島からアナトリア半島にかけて棲息するヘビ。

通常は名前の通りヒョウ柄のヘビですが今回来たのは条線型。

トリカラーホグノーズ(キタサンゴソリハナヘビ)
Xenodon pulcher
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コブラ科で猛毒のサンゴヘビMicrurusに擬態したような鮮烈な配色が目を惹く美麗種。
ツンと尖った鼻先の顔や体型は身近なところで言えばシシバナヘビに似ています。

シシバナヘビ同様にカエル等を好みますがマウスにも普通に餌付きます。
しかしこれはシシバナヘビにも言えることですが、彼らは小哺乳類も食べるとは言え元はカエルなど幅広く食べるジェネラリスト。
高カロリーなマウスを高頻度で与えることは肥満に繋がり、外見では問題ないように見えても実は脂肪を沢山溜め込んで、ある時ポックリ逝ってしまうことも。

本種の飼育の際は給餌面を含めてシシバナヘビをより丁寧に飼う気概で臨みましょう。

コクシーベニナメラ(タイベニナメラ)
Oreocryptophis porphyraceus coxi
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赤い地色に2本の黒いストライプが美しいベニナメラ亜種。

ベニナメラは属内に1種のみですが現在は6~8亜種が知られており、本亜種コックスはタイ北東部で見られます。
ベニナメラの仲間は飼育難易度の高いヘビとしても知られていますが、本亜種コックスと後述のユンナン亜種は他亜種と比べ飼いやすく、CB化が進んでいることも相まって「飼えるヘビ」と評されています。

ユンナンベニナメラ
Oreocryptophis porphyraceus pulchra
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今度は赤い地色に黒い帯模様が美しい、中国南部に棲息するベニナメラ亜種。
黒い帯は成長と共に黒帯の内側が色抜けしてきてこれまた美しい。

個人的にWC個体含めて最も飼いやすいベニナメラ亜種だと思っています。

ニシミドリカナヘビ♂
Lacerta bilineata
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ダルマチア地方から西ヨーロッパかけて広く棲息する美しい緑色の大型になるカナヘビ。
流通は稀でハムショー便らしい入荷でスタッフ一同歓喜。

立派なオス個体1匹のみの入荷です。

カメレオンモリドラゴン
Gonocephalus chameleontinus
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毎度即完売してしまう人気のモリドラゴン。
なんと今回は小さめサイズの入荷です。
動きもシャキシャキしていてコオロギもピンセットから奪いさるほど状態良好。

止水への反応は良くないので導入直後は特に滴下や噴霧などによる直接的な給水を心がけましょう。

スベヒタイヘルメットイグアナ
Corytophanes cristatus
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ヘルメットのような特徴的なトサカを持つ樹上棲トカゲ。
頭部が特徴的過ぎて学名は属名・種小名ともに頭部に纏わる意味を持ちます。

薄暗い森林で待ち伏せ型の捕食をするので枝や植物をもっさり組んで日陰や目隠しを作って環境を再現してやります。

選べるほど沢山来てます。

エリマキトカゲ クイーンズランド
Chlamydosaurus kingii
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おそらく爬虫類を飼ってない一般層含め知名度トップクラスであろう爬虫類。

前回はインドネシア便にてニューギニアフォームが入荷していましたが、流石ドイツハムショー。今回はオーストラリアフォームのクイーンズランド州産の入荷です。

脱水を防ぐため導入直後は滴下での給水を心がけましょう。

ノギハラバシリスク
Basiliscus vittatus
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神話の怪物「バシリスク」の名を冠したトカゲ。

同属のグリーンバシリスクの影に隠れがちですが、こちらは頭のトサカだけが異様に発達するため、より悪魔的・エイリアン的シルエットがグロテスクでイカします。
今回来たのは赤みの強いヤングサイズが2匹。

ここから立派なクレストに仕上げましょう。

サバンナモニター(腰落ち)
Varanus exanthematicus
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人気のオオトカゲ。
立派なサイズが来てます。
腰が落ちてますが元気で普通に触れます。

ツナギトゲオイグアナ
Ctenosaura similis
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トゲオイグアナ最大種であり約時速35kmで走る最速のトカゲとしても知られています。
和名の「ツナギ」はクレストが途切れず尻尾まで繋がることが由来。
体色の個体差が激しく、個体によって赤み・黄み・青みを帯びます。

今回来たのはまだ若いであろうに体のあちこちに色が出始めており今後の成長が楽しみな個体。

マングローブモニター 国内CB
Varanus sp. cf. chlorostigma
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なんと国内のブリーダー様により殖やされた国内繁殖個体。

オニプレートトカゲ
Broadleysaurus major
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アフリカ原産のカタトカゲ科の人気なトカゲ。

丈夫で慣らせばなんでもよく食べる良いトカゲです。
人気のため早速複数お買い上げ頂いております。
まだ残っていますがお早めに。

オルナータナイルモニター
Varanus sp.cf. stellatus
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今年もやってきました、ナイルモニター!
今回来たのはおそらく森林棲のstellatusの方。いわゆる旧V.niloticus ornatus
この辺の分類は色々とカオス過ぎますが、とりあえず本種V.stellatusV.niloticus、同じナイルモニターでも遺伝子的には大きく違うようで、今回来たstellatusの方はniloticusと比べて小柄で性格も優しいと言われることがあります。
しかし所詮はナイルモニター、あまり信用しすぎず適切な距離感で接しましょう。

安価ですがオオトカゲ属内でも特に美しいので個人的に評価はもっと高くても良いと思います。

複数来ています。

以上で新入荷の紹介となります。

佐藤

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投稿日: 2024年12月23日 22:04:34 閲覧数: 11PV
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