今週の2階新入荷 ヘビ、トカゲ
こんばんは髪の長い方の佐藤です。
最近の東京は急に冷え込んだり暑くなったり不安定な季節の変わり目の時期となってきましたね。
この時期からは「餌を食べなくなった」という問い合わせのお電話が増えます。なので今一度温度計と睨めっこして環境を顧みてください。
大事なのは『ケージ内で生体のいる場所の温度』と『日較差(一日の気温の変化)』であり、
「部屋に温度計を置いてそれをたまに見る」のではなく、温度を測ったつもりにならないことが重要です。
それでは早速新入荷のご紹介に行ってみましょ~
オオカサントウ
Ptyas carinata
中国南部から東南アジアにかけて棲息する、世界最大のナミヘビ。
真偽は分かりませんが最大4mの記録があるといい、ペットトレード上でも3mに迫るであろう巨大な個体が確認されており、野生下でも飼育下でも最大クラスのナミヘビであることに疑いの余地はありません。
大きな目から察する通り昼行性で、日光浴をして活性が上がると地上や樹上をその体躯に見合わぬ素早さで移動します。
飼育下においてはまず今までのヘビ飼育の概念は捨て去り、半樹上棲トカゲのように飼うため底面積も高さも用意出来うる限り最大のケースを用意してやりましょう。
そして出来れば紫外線ライトやケージの一部にバスキングライトを使用してやります。
餌には特にカエルを好みますが、爬虫類や小哺乳類や鳥など様々なものを食べます。
本個体は今回の入荷以前に別の場所でストックされており、その際はヒヨコを好んで食べていたそうです。
最近は多くは無いながらも多少流通しますが、数年前まではほぼ流通の無かった激レア中の激レアなヘビでしたので、その大きさに躊躇うことなく買えるうちに買っておいて損は無いでしょう。
もちろん1匹のみの入荷です。
ウォーターパイソン
Liasis fuscus
オーストラリアやニューギニア島に棲息する、水辺に強く依存するニシキヘビ。
体色は暗めの色合いながらも構造色がギラギラと煌めき、腹側も濃いめの黄色や狐色となり美しい。
その名前や水辺に暮らすという生態から分かる通り、飼育下でも多湿で管理して水場は大きめにとってあげます。
2匹来てます。
セイブシシバナヘビ
Heterodon nasicus
人気の鼻ツン蛇。
どノーマルは逆に珍しくて久しぶり。
ラフグリーンスネーク(ホクブラフアオヘビ)
Opheodrys aestivus aestivus
虫などの小さな無脊椎動物を食べることで有名な緑の蛇。
毎度即完売してしまう程の人気種。
人気は高いのですが長期で飼育することが難しく、どちらかと言えばヘビを飼うと言うよりトカゲを飼う感覚で臨んだ方が良いでしょう。
活性を上げるためにライト類やパネルヒーターを使用するのはとても有効ですが、素焼きのウェットシェルター等を使用して過乾燥を防ぐようにします。
餌には基本的にイエコオロギで良いのですがガットローディングやダスティングをして下さい。
この辺のことは普段ヘビメインで飼われている方にはあまり馴染みが無いと思われますのでお気軽にスタッフまで。
複数来てますが本当に毎度すぐ売れてしまうのでお探しの方はお早めに。
ブルスネーク
Pituophis catenifer sayi
・スティルウォーターハイポ
オクラホマ州スティルウォーターがオリジンの黄色と黒の発色が強い、数あるハイポのうちのひとつ。
・スティルウォーターハイポホワイトサイド
前述のスティルウォーターハイポに体側面が色抜けするホワイトサイドが組み合わさった品種。
本来ハイポ+ホワイトサイドでアイボリーのはずですがインボイス通りでご紹介。
・スティルウォーターアイボリー
ハイポとホワイトサイドでアイボリーですがそのハイポをスティルウォーターハイポで作られた品種。
こちらはアイボリーに相応しい様相。
サンディエゴゴファースネーク アルビノ
Pituophis catenifer annectens
前述のブルスネーク同じゴファースネーク亜種。
ノーマルペアも在庫してます。
ヒバカリ sold out
Hebius vibakari
中野店で問い合わせ数ナンバーワンのヘビ。
複数来てましたが早速全て完売致しました!
デュロフスモリドラゴン メラウケ
Lophosaurus dilophus
モリドラゴンGonocephalus やミナミモリドラゴンHypsilurus らとは違ったタクサのモリドラゴン。
頭から尾にかけて同じ大きさの突起が連なるのと大きな咽喉垂(デュラップ)が特徴で、体色は地域差なのか様々な者が見られます。
今回来たのはメラウケのインフォメーション付きということがあってか、とにかく赤い。
立派な体躯と相まって凄まじい迫力です。
1匹は早速ご購入頂きましたがまだもう1匹は現段階では残ってます。
イシガキヨウガントカゲ 店内CB
(ペルビアンパシフィックイグアナ)
Microlophus peruvianus
新入荷という訳ではなく、店内で繁殖・孵化させたハッチリングベビー。
7月中頃に産卵してから実に約3か月かかってようやく孵化してくれました。
国内はともかく世界的にも流通は少ない種でありますが、飼育が容易なことと店内の高めの飼育温度や親であるペア個体達の相性が良いことなどが功を奏したおかげか、あまり気を遣うことなく繁殖・孵化まで持っていけました。
詳細な情報は担当スタッフまで。
シュミットカブトトカゲ 店内CH
Tribolonotus schmidti
今度は店内で持ち腹だった個体から産まれたCH個体。
本種はアダルトでも小型なトカゲですがそれでも比べるとやはりその小ささが際立ちます。
身体がより小さいので干からびさせないよう注意。
以上で新入荷の紹介となります。
佐藤
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