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学校の先生、養護教諭の方に向けて、IBSの生徒には、どのように接すれば良いか、あなたの経験を元にアドバイスをお願いします。

今週の2階新入荷

こんばんは髪の長い方の佐藤です。

前から思ってたんですけど自分のブログやたら文字が多くて長いなぁと。
自分は爬虫類全てが好きなので人気が無い種達の魅力も伝えたい!って思うと必然的に文章が長くなってしまうのはご了承ください!あと単に自分が爬虫類のことを考えてる時間がなによりいちばん楽しいと思っているので(笑)
たまに「ブログ見て買いたくなりました」というお客様もご来店下さるのでこれからも出来る限り魅力を伝えていく所存です!

ただそれでも「入荷ブログはサッと見たい」という方のためにも苦にならないようさわりの部分以外は小文字とさせて頂きます。
ってもう長くなってる!

それでは早速新入荷の紹介に行ってみましょ~

アムールラットスネーク
Elaphe shrenckii


︎︎ ♀

大陸版アオダイショウということで和名はカラダイショウ(唐大将)。
幼蛇の頃はマムシに擬態したような落ち着いた色合いですが、成長すると今回来た個体達の様な黒地のカッコイイ姿になります。

コモンネームの「アムール」とはロシアと中国の国境を流れるアムール川(中国名:黒竜江、黒水)に由来し、本種がアムール川流域にも分布することを示しています。
他にロシアンラットスネークの名でも知られていますが実際にはロシアでの分布はアムール川流域や沿海地方などごく一部であり、分布域のほとんどは更に南に広がっており、西はモンゴル、南は朝鮮半島や中国湖北省・山西省にまで及びます。

それでも棲息地の北限が北海道の緯度より北まで及ぶことから分かる通り、抜群の耐寒性を誇るため日本でも通年無加温で飼育することが可能(もちろん加温してやった方が飼育はし易い。)。
そのため初めてヘビを飼うというビギナーから玄人まで幅広くオススメできるヘビです。

本当にオススメ過ぎるので店頭に在庫している個体も一部ご紹介!

↑黒と黄色のメリハリが強い個体。
ここまでしっかり“アムールラットらしいアムールラット”な個体はあまり拝めません!


↑アムールラットの名で入荷しましたが入荷当初はアムールラットスネークE.shrenckii ではなくコリアンラットスネークE.anomala が来たのかと思った個体。
E.shrenckii とE.anomala はかつては亜種関係とされましたが一度独立し、それが支持されてきましたが最近では同種として両者共E.shrenckii として扱う考えもあるようです。
ですがペットトレードにおいては両者を分けて扱うことが一般的。

コリアンラットスネークらしいコリアンラットは体前半部が徐々に不明瞭となり、体後半部はアムールラットとはネガポジが逆転したような配色となります。まるでフミキリヘビSpilotes pullatus とサルファーヘビS.sulphureus の対比のよう。

↑こちらもアムールラットの名で来ましたが、見る人が見ればおおっ!となるような個体。
まだ成体ではありませんがこのサイズでも幼蛇斑が強く濃く残っている!

幼蛇斑が成体になっても残っているように見える個体は朝鮮半島やその根元の中国東部など、アムールとコリアンが混在するような地域で見られるようで、こちらの個体もそのようにも思えます。
“思える”程度なので本当にそのような地域の特徴が出た個体なのか、はたまた前述の通りE.shrenckii とE.anomala を区別しなかった結果なのか本当のところは分かりません。

なんにせよ私自身長いことナメラのマニアやってきましたが現地の写真以外でこの様な個体に直接出会ったのは初めてなので同じ様な興奮を覚えた方に是非とも購入して頂きたい!
っていうか一般的に見れば普通のアムールの方が綺麗だからこれにお金を出して買えるのはよっぽどのナメラ好きでこの感動を“分かってくれる”方だけ!?笑

コモチナメラ(ミズナメラ)
Oocatochus rufodorsatus


前回入荷したサイズとは打って変わって極小ベビーの入荷!

本種の細かい説明は私佐藤の1つ前の新入荷ブログでご説明させて頂いております。
ご興味ある方はご覧になって下さい。

早速メダカを追いかけ回して食べてくれてます。

コロンビアレインボーボア
Epicrates maurus
・アザンティック︎︎ 

・het.アザンティック

黄色色素が欠乏したアザンティック、それとヘテロアザンティックがそれぞれ来てます!

長らくブラジルレインボーボアE.cenchria の一亜種とされてきましたが、分類が見直され独立した種に昇格しています。

ペア取り可能です。

アカクチバシヘビ(ムジサビイロクチバシヘビ)
Rhamphiophis oxyrhynchus

アフリカ中西部に分布する昼行性の後牙類。
名前の通り鳥の嘴のような吻端板が特徴的なヘビなのですが今回来たのはそれすらまだ未熟な若い個体達。

本種と以前は亜種関係であった東アフリカに分布するサビイロクチバシヘビR.rostratus と混同されたままペットトレード上で流通した時期があり、「サビイロクチバシが来た」と聞くと勝手に1人で舞い上がって、いざ到着してみたらやっぱりアカクチバシの方だった。ということが何度かあったお騒がせなヘビでもあります。笑
最近では業者間でしっかり本種とサビイロを分けて扱うようになってきたのでそのような間違いは起こりにくいのですが出来ることならまた本物のサビイロクチバシヘビを拝んで見たいものですね。
もちろん本種も魅力的なヘビで、特にそのウルウルな黒目とツンと尖った鼻先、全体的に赤みを帯びた柔らかな色合いから女性への人気が高く、実際に私が今まで本種を販売させて頂いた方のほとんどが女性。これ、結構すごいことです笑
確かに可愛らしいヘビなことに間違いはないのですが、やっぱり腐ってもアフリカの後牙類。
やたらと強い毒を持ち咬まれると場合によってはかなり腫れ上がるので取り扱いには注意が必要です。

飼育はやや高めの飼育温度(25℃~)で広めのケースの一部にライトやパネヒで30℃以上のホットスポットを設け、シェルターやウェットシェルターなどを用意してやりましょう。

餌は本来爬虫類を好みますが食性の幅が広いジェネラリストなヘビなので普通にマウスに餌付く個体がほとんど。

今回来た個体達も既にピンクマウスを食べてくれてます。

ジャワヤスリヘビ
Acrochordus javanicus


パグやアザラシのような顔、ザラザラの鑢(やすり)のような質感が特徴的な水棲ヘビ。

本種のザラザラの質感の秘訣は単に鱗の形質というのもありますが特筆すべきはその体鱗数の異様な多さ。
体鱗列数とはヘビの腹板から背中を通って反対側の腹板までの体鱗の数のことで、これはそれぞれの種である程度決まっており、例えばアオダイショウなら23~25列、シマヘビなら19列、シロマダラなら17列と固有の番号のように種を判別する指標にもなったりします。
多いのはボア・パイソングループで数十は当たり前。そしてもっとも少ないのがキロニウスヘビ(10列程度)。そんな中最も多いのがこのヤスリヘビグループ。

本種の体鱗列数はイボ状の鱗がなんと120列以上!
これで水中でヌルヌルの魚にもグリップが効いてガッチリとコンストリクトしたままの捕食が可能となってます。
ブサカワの顔からは想像もつかないバリバリの水中特化型ハンター!

↓最後に鈴木副店長がアザラシ幼稚園と仰ってた図

サバクハリトカゲ♂ ​sold out
Sceloporus magister


北中米を中心に120種以上が栄えるハリトカゲグループ。
本種もかつてはいくつか亜種を抱えて独立したり他種と混同されたりとなかなかのカオスっぷり。
こんなん比較もなしに正しく同定してって言われても正直無理ゲーですが本当にハリトカゲが大好きならばパッと見で分かってしまうのでしょうね。精進せねば。

​早速熱意のある方にお買い上げ頂きました!

マラカイトハリトカゲ
Sceloporus malachiticus

オスは孔雀石(マラカイト)のような美しい色合いのハリトカゲ。

流通が多いため人気も高く飼育人口も多いのですがあまり長期で飼えない、もしくは買って直ぐに死なせてしまうことが多い本種。
原因は爬虫類飼育の三要素である環境・水・餌全てに問題があることが多いと感じます。
まず環境ですが温度をしっかり(基底25℃、ホットスポット35℃)するのはもちろんのこと、本種において大切なのは通気。これが次の要素である水にも関係するのですが、本種は止水を見つけるのが超下手っぴ。水容れに足突っ込んで気付いてくれたら良いなレベル。
なので特に導入直後は滴下給水してやりたいのですが警戒心が強いため水滴が顔に当たったりスポイトが近づいたりするだけでシャカシャカと暴れ回ります。確実に給水し易いのは優しめの霧吹き。
しかしこれが先程の環境及び通気にも関わって来るのですが、やり過ぎると蒸れて皮膚にポツポツとデキモノが出来て徐々に衰弱していきます。
そのため少し過剰かな?と言うくらいやや広めの爬虫類専用ガラスケージで飼育し必要以上加湿しない程度の優しい霧吹きで水を飲ませる。これが最適解かなと思ってます。もちろん動線となる木の根元に置いた水容れに気付いてそこからガブガブ飲んでくれればそれが一番!
そして最後に餌なのですが本種をはじめハリトカゲグループは小さめの餌をこまめに食べる食性であり、種によっては食事の3割が蟻で占められることもあるほど小さめの餌を好みます。
しかし普通に自分の顔ほどの大きさのコオロギも食べようとしますので、それを見て調子に乗って「大きな餌ばかりをたまに与える」という一般的なトカゲのように飼うといつか失敗してしまうというやや手間のかかるトカゲなのです。
本来の食性に則り、普通のトカゲに与える感覚より小さめのコオロギなどをマメに与えて消化に負担をかけないようにしてやりましょう。小さめの餌を少量をマメにやればある程度の脱水も防げますしね。

長ったらしく説明しましたが卵胎生のため国内での繁殖も多数あります。まとめて複数飼うとチャカチャカ上下左右に機敏に動いて見ていて楽しいので是非挑戦してみては!

アザンアオジタトカゲ
Tiliqua gigas gigas

国内での飼い込みの立派な個体が1匹のみの入荷です。
店頭にはベビーも在庫してるのでどうぞ見比べて選んで下さい~。

以上で新入荷の紹介となります。

佐藤

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投稿日: 2024年8月28日 20:07:41 閲覧数: 36PV
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