2階新入荷 ヘビ、トカゲ
こんばんは髪の長い方の佐藤です。
今回は前回同様、主にトーゴ便の生体たちが来てます。
私個人的にもトーゴの爬虫類は大好き!
と言うよりサブサハラアフリカ(サハラ砂漠以南)の爬虫類が好きと言った方がしっくりきます。
生物地理区分では“エチオピア区”に該当し、同緯度帯の東南アジアや中南米では見られない独自の生物相を形成しています(逆もまた然り)。
生体を直接見て得られる形態や生態の情報のみならず、その種の生い立ちとなる地理的・系統的な情報を取り入れると更に爬虫類の深みにハマってより楽しくなると思いますよ!
前置きが長くなりましたがそんなトーゴ便メインの新入荷生体の紹介に行ってみましょ~
オリンピックヘビ
(ニシアフリカカザリアレチヘビ)
Psammophis praeornatus praeornatus
オリンピック選手のように速く走ることから名付けられた美しいアレチヘビ。
元々はドロハシリ属(Dromophis)でしたが現在はアレチヘビに統合されています。
昼行性なので各種ライト類を使ってトカゲのように飼ってやると、名前通りの素早さを体験出来ることでしょう。
本種はアレチヘビ内でも一際美しいのですが環境に敏感で神経質な個体が多く、初期の立ち上げと長期飼育が難しいのでやや玄人向けのヘビと言えます。
とりわけ低温と過乾燥には弱い印象なので、やや高めの飼育温度で素焼きのウェットシェルターなどを用意してやると良いです。
食性はトカゲ類を好みますが稀にマウスに餌付く個体も居ます。
1匹のみです。
アカクチバシヘビ
Rhamphiophis oxyrhynchus
嘴(くちばし)のように尖った吻端板が特徴のヘビ。
アカ(赤)とは名ばかりな茶色い個体も見られますが今回来たのはしっかり赤!
大きなウルウル黒目で意外と女性人気も高め。
飼育はオリンピックヘビに比べればそう難しくなく、餌もすんなりマウスを食べてくれる個体が多い印象です。
ペアで来てます。
ガンスタマゴヘビ︎︎ ♀
Dasypeltis gansi
卵を丸呑みするヘビと言えばなヤツ。
鶏卵も呑めそうな立派なサイズです。
クロスサンカクヘビ
Limaformosa crossi
入荷する度すぐ売れるのでまた追加です!
オナガサンカクヘビ
Mehelya poensis
前述のクロスサンカクヘビに似てますが顔や体躯である程度判別は可能です。
似てますが別種と言うよりそもそも属から違います。恐竜で例えるならティラノサウルスとタルボサウルスくらい(?)。
クロスよりシュッとしてスレンダーな感じ。
シモフリコテハナヘビ
Prosymna meleagris
土を掘るのに特化したようなシャベルの様な顔が面白い珍蛇。
よく潜るのでシェルターや落ち葉など、地表でも隠れられる場所を用意します。
ある程度の湿度はあった方が良いのでケースの一部を軽く湿らせるのも良いでしょう。
食性は爬虫類の卵を食べるらしいですがヤモリやミミズを食べることもあるそうなのでこの辺は飼育者自身が手探りで見つけ出しましょう。
決して飼いやすい訳でもなく、むしろ流通も情報も少ないので修羅の道と言えるかもしれません。
しかし珍蛇マニアの皆様ならそれこそ飼育欲が掻き立てられることでしょう!
我こそはという方の挑戦、お待ちしております。
グリーンバシリスク♂
Basiliscus plumifrons
いつもすぐ売れるのでお探しの方はお早めに。
以上で新入荷の紹介となります。
佐藤
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