今週の2階新入荷ヘビ、トカゲ

こんにちは髪の長い方の佐藤です。
今回はアフリカ大陸からトーゴ便の入荷です！

アフリカと言うと｢乾燥したサバンナが広がっている｣と思われがちですが、実際は熱帯～温帯、多湿な熱帯雨林や乾燥した砂漠地帯を包括した多様な気候区分を持つ縦に長い大陸となってます。

今回来たトーゴの生体たちも乾かし過ぎず、ある程度湿度を持たせてやった方が調子が良いです。

ではさっそく新入荷生体たちのご紹介に行きましょう～

キタヤブコノミ
Phirothamnus irregularis

トーゴから来る緑の蛇と言えばなヤツら。
よく樹上棲と言われますが実際は木登りが得意で樹上も地表もどちらも活動域になると言った方が正しいでしょう。

緑の蛇はバロンコダマヘビなどのCB化が進んでいる種を除くと飼育が容易では無い種類が多く、飼育の際はなるべく冷やさないことと乾かし過ぎないことを意識しましょう。
環境に馴染むまでは水を見つけられないこともあるので滴下で直接飲ませてやるのも有効です。
餌はカエルやトカゲ類を好みますが慣らせばマウスに餌付く個体も見られます。

特大サイズとヤングサイズが来てます。
特大サイズは早速ご購入頂きました！

クロスサンカクヘビ
Mehelya crossi

胴の断面が三角形に見えることから名付けられたサンカクヘビ。

地表棲で昼間はなにかの下に潜っていることがほとんど。
食性は爬虫類を好みますがこちらはヤブコノミと違いすんなりマウスを食べてくれる個体が多い印象です。

飼育はシェルターや落ち葉など身を隠せる物を用意するのと、やや高温で少し湿度もあると調子が良いです。

2匹来ておりペアでした
︎︎ ♀は早速ご購入頂きました！
店内にはCBベビー(︎︎ ♀)も在庫してます。

サバンナモニター
Varanus exanthematicus

冬の終わりを告げるトカゲ。
ちっちゃいベビーが来てます。

本種はよく乾燥系のトカゲと思われがちですが、実際のところ特にベビーは乾かし過ぎない方が調子よく飼えたりします。
全身浸かれる水容れやウェットシェルターなんかを用意してやると良いでしょう。

ベビーのうちは早く身体を大きくさせる為に沢山食べさせても良いですが、育ったら給餌頻度を減らしたり高栄養な物ばかり与えないようにしたりなど肥満には注意しましょう。

フェルナンデススキンク
Mochlus fernandi

背中までベッタリと赤が乗った個体ばかり。
まさにファイアスキンク！
丈夫で国内でもCBが取れるなど繁殖にも挑戦してみるのもありですね。

以上で新入荷の紹介となります。

佐藤

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