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学校の先生、養護教諭の方に向けて、IBSの生徒には、どのように接すれば良いか、あなたの経験を元にアドバイスをお願いします。

2023年最後の今週の新入荷 ヘビ、トカゲ、カメ

こんばんは佐藤です。

今年も素敵な入荷が沢山あり私たちスタッフ一同お客様と共に楽しめた1年かと思います。
生体の仕入れは私も偶にしますが、メインの店長・副店長の御二方には感謝ですね。

2024年も皆様のご期待に応えられるようなラインナップを提供していきたい所存です。

それでは今年最後の入荷のご紹介、行ってみましょう~~~!

ミロスユウダ
Natrix natrix schweizeri


ヨーロッパユウダ内でも随一の美しさを誇ると言われる美麗種。
○○ヤマカガシなどの古い呼び方をするならシュヴァイツァーヤマカガシとも呼ばれます。
分布域が広大なヨーロッパユウダですが、その中でも本亜種は局所分布しており、ギリシャはエーゲ海のキクラデス諸島にのみ棲息している大変貴重なヘビとなります。
もちろん野生個体は絶滅危惧種となっており、それを繁殖して血を繋いでいるありがたい個体が今回入荷しています。(ドイツCB)

よく水辺のヘビと言われますが(確かに川や池に入ってよく泳ぐ)、実際飼育下となるとラットスネークと水辺のヘビの中間といった存在でとっても飼いやすく感じます。
大きめの水容れと乾いた陸地、昼行性なので各種UVバスキングライト(無くても飼える)を用意してやります。
餌は魚やカエルを好みますが普通に陸棲動物も食べるのでピンクマウスで平気です。
こちらの個体もピンクマウスのSサイズを食べてます。

♀1匹のみです。

ホオスジスベハダヘビ
Liopeltis tricolor



属内でも東南アジアにかけて広域分布するスベハダヘビ。
マラヤンスムーススネークやマラヤンリングネックスネークと呼ばれることも。
流通は多くないので手探り飼育が基本となりますが、とりあえず分かっていることとしては
・昼間に活動する(特に午前中や夕方など)。
・餌は基本的に無脊椎動物メイン。大きな個体はピンクマウスを食べることもある。
・モデレイトな湿度環境で良いが棲息地や身体の大きさ的に過乾燥には弱そう。
・シェルターは必ず、出来れば色んな種類を複数用意。
って感じでしょうか。
輸送状態が良い為か、しっかり覇気のある状態なので是非挑戦してみてはいかがでしょう。
2匹来てます。

シロオビオオカミヘビ
Lycodon subcinctus




ギリシャ語で「Lycos(狼)」+「Odon(歯)」でLycodon。
オオカミのように大きな牙を持つことが由来で、確かに咬まれると頭のサイズの割にそこそこ痛いです。(これで捕まえにくいツルツルの鱗を持った爬虫類を捕え易くしているのかな?)
ですが名前の割によく見ると愛らしい顔付きをしています。

オオカミヘビは種としてはかなり成功しているヘビであり、アジアを中心に現在71種もの種数が確認されており、数年毎に新種も記載されています。

本種はそんな大所帯なオオカミヘビ内でも特に広大な分布(中国南部から南はインドネシア、西はインド)を持ちます。
飼育は餌付いてしまえば容易で、全身が浸かれる水容れ・シェルターを用意し、ある程度の湿度と軽い保温をしてやれば問題無く飼えることが多いです(多湿だとより調子がいい)。
餌にはピンクマウスを食べる個体も居ますが基本的にヤモリやトカゲやカエルを好みます。

2匹来てます。

ヒメヤスリヘビ
Acrochordus granulatus




青みがかった白黒バンドが美しいミズヘビ。
淡水より汽水や海水の方がお肌にも優しい。
しかしその場合他の海性爬虫類とは違い塩分を排出する器官を持たないので真水での水分補給をさせる工夫をした方が良いでしょう。
餌は小赤等よりハゼの仲間が大好きです。

3匹来てます。

ジャワヤスリヘビ
Acrochordus javanicus

ヒメヤスリとは違いこちらは純淡水での飼育が可能。
餌も普通に小赤を食べる個体が多いです。
水温はやや高めで弱酸性の軟水がこちらはお肌に優しい。
犬のパグみたいなブサカワな顔してます。

こちらも3匹来てます。

ヒロクチミズヘビ アベラント
Homalopsis buccata


柄がとても乱れてます。
飼育はジャワヤスリとほぼ一緒。
一応多少は陸地に上がるので本来であれば完全なアクアリウムよりはアクアテラリウムの方が好ましそうです(陸地が無いからといってダメなワケではありません)。

カリナータパシフィックツリーボア
Candoia carinata


みんな大好きカンドイア。
ボアは南北アメリカ大陸メインに棲息する種が多い中、アジアに進出したちょっと変わったボア。

他のカンドイア同様色柄の個体差が激しく、本種や同タクソン内でコレクションするマニアも少なからず存在します。

ちょっとヘンテコなヘビばかり紹介してましたがこちらは他の熱帯ボア・パイソン同様餌付けば高温多湿にしてやれば飼育はとっても楽チンです。
餌はヤモリ、トカゲ、カエルなどを好みますがピンクマウスにも割と楽に移行できます。

2匹来てます。

セイブシシバナヘビ het.ラベンダー♀
Heterodon nasicus

撮ってたら怒られちゃいました。

ブラックテールクリボー♀
Drymarchon melanurus melanurus



でかいぞ!どりまるこん!

最大2mをゆうに超え、太さもあるのでアダルトの迫力はもうナミヘビの域を飛び出してます。
獲物に巻き付くことはせず(多少はそれっぽいことはする)、顎の力だけでねじ伏せて(ヘビの割に咬合力はトンデモない)グイグイと呑み込む姿は圧巻です。

♀1匹のみです。

セイブリボンヘビ
Thamnophis sauritus proximus

ガーターヘビと同じグループですがそれより細長いグループをリボンヘビと呼びます。
両者の違いとしてはリボンヘビの方がやや魚食性傾向が強い(マウスへの移行は可能)のと枝などへの立体活動が好きなくらいです。
それ以外は飼育も一緒で広めの水容れ・床は全部湿らせない・昼間に活動するのでUVバスキングライトシェルター(無くても即死する訳じゃない)
って感じです。

メダカ食ってます。
3匹来てます。

グリアーミギワトカゲ
Cophoscincopus greeri



初登場からまだそんなに経ってませんがちょくちょく注目されることのあるアフリカ原産の半水棲スキンク。
チャイクロ(シナミズトカゲ)を飼う感じです。

複数来てます。

クロハマベトカゲ
Emoia nigra


ソロモン諸島原産の樹上棲珍スキンク。
ブラックエモイアと呼ばれることも。
飼育は他の熱帯昼行性樹上トカゲと同じです。

動きがめちゃくちゃ速いのでお世話の際は脱走に要注意。
完品とB品(特価)の2匹が来てます。

ソロモンミドリツヤトカゲ
Lamprolepis smaragdina smaragdina


飼って楽しい・観て楽しい緑の樹上スキンク。
後肢の水玉模様がチャームポイント。

5匹来てます。

キメラアオジタトカゲ
Tiliqua scincoides chimaerea

まだ頭でっかちなベビーの入荷。
2匹来てましたが1匹は早速お買い上げ頂き残り1匹のみです。

ウラノスコドン
Uranoscodon superciliosus


マユダカトカゲやモップヘッドイグアナなど呼び方は様々。
水辺の樹上に棲みウォータードラゴンやホカケトカゲ、バシリスクなんかと似たような生態をしてます。
3匹来てます。

サキシマキノボリトカゲ
Diploderma polygonatum ishigakiense


日本の先島諸島原産の樹上棲アガマ。
アガマと言ったらエキゾチックな響きで日本には馴染みが無さそうですが、日本の南西諸島にはしっかり居てます。感謝。
止水を見つけるのが下手っぴなので導入初期などは水を飲ませる工夫をしてやるといいでしょう。

複数来てます。

ムスジカナヘビ
Takydromus sexlineatus


日本のニホンカナヘビやアオカナヘビと同タクソンの大陸原産タキドロムス(クサカナヘビ)。
別名オナガカナヘビの名の通り笑っちゃうくらい長い尻尾を持ってます。
こういった形態はアオカナヘビやサキシマカナヘビ同様、背の低い草木に尾を絡めたりバランスを取ったりするのに役立っています。

複数来てます。

アムールカナヘビ
Takydromus amurensis


こちらもムスジカナヘビ同様大陸がメインの原産タキドロムス。日本の対馬にも棲息しています。
前述のムスジカナヘビより更にニホンカナヘビによく似ています。
ニホンカナヘビとの違いとしては成体サイズはこちらの方がやや一回り大きいのと、大人になるにつれやや緑を発色する(ニホンカナヘビも発色するがこちらの方がより顕著)ところでしょうか。

2匹きてます。

パルモニター
Varanus salvator


サルバトールモニターの美麗ロカリティ。
有名YouTuberのアニマルタイガさんCBでピッカピカです。

1匹のみ。

オオアタマヒメニオイガメ
Sternotherus minor


ヒメニオイガメと呼ばれていますが、有名なミシシッピニオイガメやカブトニオイガメと同じニオイガメ属。
ニオイガメより小柄なのがヒメニオイたる所以。
鼻先もニオイガメよりぺちゃっと寸詰まっててコンパクトです。

複数来てます。

スジクビヒメニオイガメ
Sternotherus peltifer

名前の通り頸のスジ模様が特徴のヒメニオイガメ。
流通は前述のオオアタマより少なく価格も高騰しています。
しかし今回はいつもよりリーズナブルなお値段!

複数来てます。

以上で新入荷の紹介となります。

佐藤

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投稿日: 2023年12月31日 23:05:23 閲覧数: 119PV
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